東洋英和女学院大学准教授 高橋基治 |
受験まで1か月を切っているなら、まずは『TOEICテスト新公式問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会、以下「公式問題集」)に載っているテストを、本番と同じように、200問を2時間で集中してやってみてください。「公式問題集」は Vol. 3 まで発行されていますが、Vol.2か3がいいでしょう。
本番のテストのように2時間机に向かって集中して200問を解くことなど、皆さん、ふだんあまり経験していないのではないでしょうか? 特にリーディング・セクションでは「どのパートに時間をかけるか」「1問を何分で解くか」などのペース配分が非常に重要です。「公式問題集」を使って予行練習しておかないと、1つの問題に悩み過ぎて時間切れになるなど、本来持っている実力を十分に出し切れない可能性があります。
直前にいくら詰め込み学習をしたところで、英語力が急に伸びることは、めったにありません。それよりは、自分の実力を確実にスコアに反映させるほうが有効です。ケアレスミスなしに解ける問題を全部正解するためには、事前に「公式問題集」で実際のテストの流れ、出題パターン、時間の使い方を体得しておくことが重要なのです。。
また、出題パターンを知るという意味では、拙著『TOEIC®テスト 「正解」のたねあかし』(①)も参考になるはずです。これは、出題者の視点から TOEIC の出題形式を解説した本なのですが、問題を解く側ではなく出題する側に立つことで、問題の仕組みや引っかけのパターンが見えてきます。受験前には、こうしてTOEIC の問題形式に精通し、「受験力」を高めておくのが効果的といえます。
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