マトリックス方式記憶法がなぜ効果的なのか

 マトリックスとは、マス目のことです。この本では、横に3列、縦に5列英単語を配置してあります。これが一つ目の特長です。二つ目は横に並んだ3つの単語を一息に覚えることです。三つ目は声に出すことです。この3つの特長の意味を簡単に説明しておきます。

1.マトリックス
マス目に配置された単語を、一枚の地図のように覚えてしまう。これがマトリックス方式の発想です。私たちは記憶するときに、場所で記憶していることが多い。場所の記憶というのは根強いものなのです。

2.3つの単語を覚える
3つの単語をひとまとまりのものとして覚え、3×5=15個の英単語をいっぺんに記憶してしまう。このいわば「大量捕獲方式」が2番目の特長です。マトリックスは全部で100ありますから、1500語が覚えられます。

3.声に出す
私は、『声に出して読みたい日本語』という本を書きましたが、この本も声に出す方式です。声に出すことによって、脳が活性化します。

 単語の配置にあたっては、単語どうしが連想でつながるように気を配りました。できれば頭の中でイメージを作りながら声に出して記憶してみて下さい。単語の意味をイメージでつないでおくと、単語と単語がしっかりと鎖でつながれたようになり、忘れにくくなります。
 記憶するために何より大切なのは、「確信です。覚えることが重要なのだとまず確信すること、この方式で記憶できるのだと確信すること、自分は記憶できるはずだと確信すること。こうした確信が潜在力を引き出します。マトリックス方式に今すぐチャレンジして、スッキリ記憶の快感を味わってみてください


本書の使い方

 英語やその意味を指でさしながら声に出すのが基本です。具体的には、次のような過程をくり返すとよいでしょう。

1.まずCDの英語を聞き、ポクポクポクという三拍子のリズム音にあわせて、英語を指さしながら発音します

2.次に、ポクポクポクのところで日本語の意味を指さしながら読みます。英語をCDといっしょに発音してもよいでしょう。

3.記憶が進んだら、英語を押さえながら日本語の意味を言うというやり方に進化させていきます。

 ページの下半分には、前ページのマトリックスが英語と日本語を入れ替えて載っているので、日本語をさして英語を言ってみてください。言えた英語の数を左ページ下の「記憶語数」に記録しておきましょう。
 自分が覚えにくかった単語は、赤で丸く囲って印を付けておき、あとで苦手だった単語だけを集中的に声に出して覚えます



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